母の白滝神社への徒歩での行き方
前回に紹介した河口浅間神社へ参拝を終えたのなら是非とも立ち寄ってみたいパワースポットがある。
それが母の白滝神社だ。
車で行くことも可能だが、どうせなら登山でチャレンジしたい。
河口浅間神社の本殿から、ゆっくり歩いても30分ほどで到着できるとのこと。
ならば、行くしかあるまい。
写真をふんだんに使って、道に迷わないように完全解説してみたい。
この通りに進めば大丈夫だ。

まずはこちらが目印。
国道137号をくぐって、三ツ峠方面へとまっすぐ進むように道脇の看板に表示されている。

左右に建物が見えるが、右側は住んでいないように思える。
母の白滝神社へは三ツ峠登山道を進む

目的地の母の白滝神社へは、三ツ峠登山道をのぼっていこう。
この辺りは道路も舗装されていて、特に苦も無く歩くことが出来る。

ダムが見えてきた。

ダムのそばの階段を登れということのようだ。

ダムを過ぎると、まったくの山道だ。舗装されてなどいないが、本格的なトレッキングシューズなど必要ない。スニーカーで十分だ。

ドンドン進んでいこう。

1本道なので迷うことなどない。目印のケルンを作ってくれていたり、
道端の樹木にはピンクのリボンが巻いてあったりする。

神社まで2本目の階段を通過。
錆びてはいるが、危なげなくのぼることが出来る。

大きな石が道をふさぎそうになっていたりする。
後ろからも前からも、人の気配はまるでない。
冒険心をくすぐられる。

登山道脇を流れる川。名前は不明。
この川は河口湖へとつながっているのだろう。

母の白滝へは、あと5分ほどのようだ。
母の白滝登山道でクマ出没注意

こんな難所もある。すべらないように気を付けよう。
登山を始めて20分以上経過したころ、熊のフンを見つけた。
まだ新しかったので、近くに潜んでいる可能性が高い。
緊張感マックス。
こんな時はスマホのLINE MUSICの音量もマックスにして
手を叩いたりしながら進んでいく。
クマの出没注意とはよく言われるのだが、実際に遭遇した場合、どのように注意すれば良いのか分からない。
アントニオ猪木とも対戦したことのある空手家のウィリー・ウィリアムスが、熊殺しとの異名を持っているが、私は空手の達人ではないので、勝てっこない。
遭遇しないように祈るしかないのだ。

滝の音が聞こえてきた。目的地はすぐそこのようだ。

最後の標識。

母の白滝神社へ到着した。
栲幡千千姫命(たくはたちぢひめのみこと)が御祭神。
機織り染め物関係の女神。
近くの看板に目をやると、平安時代のころより富士登山者はこの滝でみそぎはらいを行って、富士登山の安全を祈願したとある。

母の白滝写真集
山の静寂を破るかのように、轟音を立てて滝が流れる。
せっかくここまでたどり着いたので、母の白滝の写真を色んなアングルから撮影してみた。





石仏? 誰がどうやって、あの場所に?
しかも激流に抗うかのように鎮座している。
スマホで撮影しているので、これが限界だ。
分かりにくいかもしれない。

このポジションからだと、母の白滝神社の鳥居と滝がうまくおさまる。
とにかく夏場にここへ行くには熊の出没には十分に注意してもらいたい。
今回は河口浅間神社から登山してきたが、すぐ近くに駐車場もある。
車は10台が駐車可能だ。
ただし、途中の山道は車道が細いので、くれぐれも安全運転で。
ではまた。