金運にご利益があるパワースポット金華山黄金山神社の参拝方法と体験談。

宮城県
金華山黄金山神社

宮城県石巻市の金華山黄金山神社は金運にご利益のあるパワースポット

もしもあなたが金運に恵まれていないのなら、金華山黄金山神社に参拝していないからかも知れない。

御祭神はお金を金山毘古神 (かなやまひこのかみ)と金山毘賣神 (かなやまひめのかみ)。

金銀銅山の守護神で金運や商売繁盛にご利益があるのだ。

「3年連続で参拝すれば、一生涯お金に不自由することはない」との言い伝えさえある。

しかも令和7年は12年に一度の巳歳御縁年大祭が開催される上、

御祈祷を受けた参拝者にのみ、特別に御本殿を御開扉の上、金華山辯財天絵馬が公開されるという“特典”が付いている。

宮城県石巻市の沖合に浮かぶこの金華山。もう行かない手はない。

金華山黄金山神社へのアクセス

金華山黄金山神社までのアクセスを確認しておこう。

金華山黄金山神社への海路地図

金華山黄金山神社は船でしかたどり着くことは出来ない。

アクセスは2通り。

鮎川航路と女川航路があるのだが、私は仙台市内から向かったので鮎川航路を選んだ。

カーナビを「鮎川港」にセットする。

仙台駅前のホテルからだと鮎川港まで約91km。有料の高速道路を利用しても2時間ほどかかる。

ちなみに石巻市の中心街からでさえ35kmほど離れているため、こちらも車で約1時間の距離だ。

さらに鮎川港からフェリーで金華山黄金山神社までおよそ20分の船旅。

御利益をいただくまでの道のりはそうカンタンではないのだ。

地図の中央がフェリー乗り場のある鮎川港。

港にある「ホエールタウンおしか」が見えてきた。

参拝中は、こちらの駐車場へ停めておく。

もちろん無料だ。

ホエールタウンおしか

金華山黄金山神社の行き方はフェリー一択

ホエールタウンおしかの内部

地元の物産を販売していたり、レストランや寿司屋などが入る「ホエールタウンおしか」の中にフェリーの切符売り場がある。

金華山行ききっぷ売り場

海のタクシーくろしおの乗船券を購入。

私が訪問した令和7年(2025年)5月28日はこの日1便だけだった。

フェリー代は往復で3500円也。

金華山の港へ到着してから1時間半後にまた復路の便が出発する。

参拝時間は90分だ。

海上タクシーくろしお01

海上タクシーくろしおの船体がこちら。

今回の参拝客は私も含めて10人ほど。

いざ出発!

海上タクシーくろしお02

海上タクシーというだけあってスピードは速い。

しかも揺れる。波の上をすべっていくような感じなので、とにかくかなり揺れる。

最初にそのような説明は一切ないので、初めての人は戸惑うかも知れない。

そう。船酔いしそうなレベルなのだ。

金華山の港

てなわけで船酔いとの格闘が終了。金華山の港が見えてきた。

港からは車で神社まで送迎してくれる。

かなりの坂道なので助かった。

何しろ時間がないのだ。

金華山黄金山神社境内案内図

金華山黄金山神社の境内案内図をチェック。

御祈祷前にちょっと拝殿までの石段をのぼってみたくなった。

金華山黄金山神社の手水舎01
金華山黄金山神社の手水舎02

参拝前に手水舎で手と口を浄める。

ハンカチやタオルは参拝するときには必ず携帯しておきたい。

服で拭いたり、髪の毛をタオル代わりにしたりすると御利益は半減するかもしれない。

知らんけど。

金華山黄金山神社の隋神門

隋神門をくぐる。

金華山黄金山神社の石段

石段を見上げる。

ん? 石段の先に何か見えるぞ。

なんだろう?

金華山黄金山神社の拝殿と鹿01

石段をのぼりつめて、拝殿前へたどりつくと。そこにはなんと!

鹿がいるではないか!!

金華山黄金山神社の拝殿と鹿02

黄金色に光り輝く鹿のお出迎え。

神々しく澄んだ眼差しがこちらを見ている。

金華山黄金山神社の拝殿

拝殿での参拝を先に済ませておいて、御祈祷の受付へと向かう。

金華山黄金山神社の御祈祷の初穂料

金華山黄金山神社の御祈祷の初穂料

団体(15名以上)…祈祷  3,000円以上 紙神符記名

一般個人 中札  …祈祷  5,000円以上 板神符記名

一般個人 大札  …祈祷  10,000円以上 板神符記名

一般個人 大々札 …祈祷  30,000円以上 板神符記名

一般個人 特大札 …祈祷  50,000円以上 板神符記名

大護摩祈祷は毎日午前7時30分から午後4時まで。

3年続けて参拝すれば、一生涯お金に困らないとのこと。

参拝1年目の今回は“1万円コース”を選んでみた。

今回、祈祷を受けるのは自分ひとりだけだ。

いよいよ12年に一度の特別昇殿参拝が許される。

そして金華山辯財天の絵馬を拝むことができる。

なんだかドキドキしてきた。

巳歳御縁年大祭とは

ここで巳歳御縁年大祭について説明しておこう

御祈祷を受けた者のみが巳歳に限って12年に一度の特別昇殿参拝が許される。

しかも御本殿を御開扉して、金華山辯財天の絵馬を拝観できるのだ。

期間は令和7年3月18日(火)~10月31日(金)に至るまで延べ228日間。

 9月25日(木) 例大祭。

10月26日(日) 式年柴燈大護摩祈願大祭。

この日は『神炎の大祭典』。廻り行、火渡り行の体験が可能。

10月31日(金) 巳歳御縁年閉扉大祭

金華山辯財天絵馬

金華山黄金山神社の本殿01

御祈祷を終えて金華山黄金山神社の本殿まで昇殿。

この扉の向こうの絵馬が12年に1度だけ公開される。

金華山辯財天絵馬。

撮影はもちろん禁止なので、『御参拝のしおり』に掲載されていた写真を借用した。

ほんの数秒間だけだったが、かなりのパワーをいただいた。

金華山黄金山神社の鹿

金華山辯財天銭洗所

金華山辯財天銭洗所

御祈祷を終えてからは金華山辯財天銭洗所に向かった。

財布の中からお金を取り出し、龍の口からあふれ出る水で洗い清める。

世の中の不浄を落とした後は、今でも財布にいれてお守り代わりにしている。

恵比須様と大黒様

帰りの送迎バスまでまだ少し時間がある。散歩がてら境内を回ってみた。

まずは恵比須様と大黒様に手を合わせておいた。

金華山の金樁神社01

続いて恵比須様と大黒様の後方に鎮座する金樁神社。

「金樁」と書いて「かなぐい」と読みます。

大国主神とともに天神様(菅原道真公)も祀られている。

学問、書道の神様です。

金華山の金樁神社02

辯財天奉安殿

市杵嶋姫(イチキシマヒメ)の御神像が祀られています。

辯財天奉安殿は平成元年(1989年)3月18日建立。

金華山の奥殿『頂上大海祇神社』(おおわだつみじんじゃ)の遥拝殿にあたります。

さすがに山頂まで行ってる時間がございませんでした。ごめんなさい。

金華山黄金山神社のご神木


金華山黄金山神社のご神木からパワーをいただきき、授与品をゲットしにいく。

金華山黄金山神社のお守り

時間が無くてあせっていたため、御朱印を買い忘れてしまった。

こちらは金華山黄金山神社のお守り各種。

金華山黄金山神社のお守り
金華山黄金山神社の清め塩と祓い砂
金華山黄金山神社の開運財布

ひと通りい購入したところで、滞在時間の1時間半はアッという間に過ぎてしまった。

帰り道は下り坂ですが、歩くと15分くらいかかりそうなので港まで送迎してもらいました。

海上タクシーくろしおの特等席

海上タクシーくろしおの特等席

復路は海上タクシーくろしおの特等席、つまり一番上の席に乗せてもらった。

ハンドルをしっかりと握っていないと、振り落とされそうになる。

スリル満点。

海風を受けながら、迫りくる波を乗り越える。

船長さんによると、過去に海上へ落ちた人はいないとのことだ。

還暦のオッサン、もう十分生きたから海の藻屑となっても諦めがつきそうなものだが、

もう少し生きていたい。

鮎川港へ無事に到着。

神の使いでもある鹿の出迎えを受けたり、辯財天をの拝観したり、極めつけがこの特等席の船旅。

こんなに充実した参拝、そして楽しかった1日は人生においてもあまり記憶がない。

それくらい素晴らしい思い出になった。

日本五大弁財天の金華山黄金山神社

日本五大弁財天とは、

厳島神社…広島県廿日市市
竹生島神社…滋賀県長浜市
江島神社…神奈川県藤沢市
大峯本宮天河大辨財天社…奈良県天川村
金華山黄金山神社…宮城県石巻市

福の神・芸能・音楽・農業に関して霊験あらたか。

金華山黄金山神社の御由緒

聖武天皇の御代、天平21年(西暦749年)に陸奥の国守百済王敬福(くだらのこにきしきょうふく)が朝廷に黄金を献上。大仏建立に黄金を必要としていた天皇が大いに喜ばれ、年号を天平勝宝と定める。これが、わが国最初の金産となる

金華山黄金山神社の御祭神

御祭神は金山毘古神(かなやまひこのかみ)と金山毘賣神 (かなやまひめのかみ)の二柱。

金銀財宝を司る神様で、古来より唯一の黄金の神、生産の神として、金運、開運、商売繁盛の御神徳が授かると言われている。

『三年続けてお詣りすれば、金に不自由はさせますまい』と言われており、多大なる御神徳が得られる。

また海上航海安全、大漁満足の守護神。

(※御参拝のしおり参照)

金華山黄金山神社の住所と電話

住所:〒986-2523 宮城県石巻市鮎川浜金華山

電話:0225-45-2301

金華山黄金山神社へのフェリーおよび海上タクシー連絡先

金華山黄金山神社へのフェリーおよび海上タクシー連絡先

【鮎川航路】

金華山航路事業協同組合0225-44-1850
(株)金華山観光0225-45-3377
海上タクシーくろしお080-1658-3634
金華山フェリー(株)0120-14-1055
シードリーム080-1809-6455
遊覧船なべちゃん090-7074-7717

【女川航路】

(株)潮プランニング0225-98-9038

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