厳島神社|大鳥居・満潮と干潮・御朱印・撮影スポット(広島県廿日市市宮島町)

厳島神社の大鳥居が満潮の海に立つ風景。世界遺産・厳島神社のアイキャッチ画像 広島県
満潮の海に立つ厳島神社の大鳥居。潮が引くと、その足元まで歩いて近づくこともできます。

広島県廿日市市の宮島に鎮座する厳島神社。

海に浮かぶ朱塗りの社殿と大鳥居で知られる、世界遺産の神社です。

これまで4回参拝しましたが、訪れるたびに違った景色を見せてくれます。

潮が満ちれば、まるで海に浮かんでいるような社殿。

潮が引けば、普段は海の中にある大鳥居の近くまで歩いて行けることもあります。

このブログでは、実際に撮影した写真を中心に、大鳥居の撮影スポット、厳島神社の参拝順路、御朱印、宮島へのアクセスなどを紹介します。

そして、宮島で何度も出会った、ちょっと面白い鹿のお話も(笑)。

厳島神社の大鳥居

【写真:海に浮かぶ厳島神社の大鳥居】

厳島神社の社殿

【写真:厳島神社の社殿】

フェリーに乗って宮島へ

厳島神社へ行くには、まず宮島口からフェリーに乗ります。

運航しているのは、JR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船の2社。

どちらも所要時間は約10分。日中はおおむね15分間隔で運航しているので、比較的利用しやすい交通手段です。

宮島へ向かうJR西日本宮島フェリー「みせん丸」

【写真:宮島へ向かうJR西日本宮島フェリー「みせん丸」】

宮島への船旅も、参拝の楽しみの一つ。

JR西日本宮島フェリーには、運航便によって大鳥居に近づく「大鳥居便」もあります。

船の上から眺める宮島は、陸上からとはまた違った景色です。

フェリーから見た宮島・厳島神社の景色

【写真:フェリーから見た宮島の景色】

宮島桟橋に到着したら、海沿いを歩いて厳島神社へ向かいます。

厳島神社の大鳥居|満潮と干潮でまったく違う景色

厳島神社といえば、やはり海に立つ朱色の大鳥居。

高さ約16メートルの大鳥居は、宮島を代表する景色です。

ところが、この大鳥居。

訪れる時間によって、まったく違った姿を見せてくれます。

海に浮かぶ大鳥居

海に浮かぶ厳島神社の大鳥居

【写真:海に浮かぶ大鳥居】

海に浮かんでいるように見える大鳥居。

背後の山並みと朱色の鳥居の組み合わせは、何度見ても美しいものです。

海面に光が反射すると、さらに印象的な景色になります。

潮が引くと大鳥居まで歩ける!

干潮時に姿を現した大鳥居周辺の干潟

【写真:干潮時に姿を現した大鳥居周辺の干潟】

一方、潮が引くと、それまで海だった場所に干潟が現れます。

条件がよければ、大鳥居の根元近くまで歩いて行くこともできます。

同じ場所なのに、満潮と干潮でこれほど景色が変わるとは!

初めて訪れる方には、ぜひ両方の姿を見ていただきたいですね。

ただし、干潮時なら必ず歩けるわけではありません。

大鳥居まで歩いて行ける潮位の目安は100cm以下です。

足元がぬかるんでいる場所もあるので、歩く場合は靴が汚れないように注意してください。

大鳥居のおすすめ撮影スポット

大鳥居は、見る位置によって印象が変わります。

フェリーからは海と山を背景にした姿を、神社周辺からは社殿と組み合わせた景色を撮影できます。

おすすめの撮影スポットを紹介させていただきます。

まずはフェリー乗り場近くの世界遺産厳島神社碑から大鳥居を眺めてみます。

世界遺産厳島神社碑から覗く大鳥居

【写真:世界遺産厳島神社碑から覗く大鳥居】

厳島神社の社殿へ向かう右手に御笠浜が広がります。

そこから眺める大鳥居は両部鳥居の立体感を味わえます。

厳島神社の大鳥居を御笠浜から眺める

【写真:御笠浜から眺める大鳥居】

潮が引いているときに大鳥居に近づきます。

海面には大鳥居が映り込みます。

水面に映る厳島神社の大鳥居

【写真:水面に映る大鳥居】

西松原方面から仰ぎ見る大鳥居。

厳島神社の西松原方面から大鳥居へ近づく

【写真:西松原方面から大鳥居へ近づく】

厳島神社の大鳥居は潮の状態だけでなく、光の向きや空の色によってもさまざまな表情を見せてくれます。

スマートフォンで撮影する場合もいきなりレンズを向けるのではなく、まずはひと呼吸してからお気に入りのアングルを探してみてください。

夕陽に映える厳島神社の大鳥居

【写真:夕陽に映える大鳥居】

厳島神社の参拝順路|朱塗りの回廊を歩く

それでは、厳島神社の境内へ。

厳島神社は、海上に建てられた社殿と、それらをつなぐ朱塗りの回廊が特徴です。

厳島神社の入口

【写真:厳島神社の入口】

回廊に入ると、朱色の柱が奥へ奥へと続いています。

厳島神社の朱塗りの回廊

【写真:朱塗りの回廊】

柱の間から見える海や社殿も美しく、思わず何度も立ち止まってしまいます。

客神社と御本社

厳島神社の御祭神は

・市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)

・田心姫命(たごりひめのみこと)

・湍津姫命(たぎつひめのみこと)

の三女神。

宗像三女神(むなかたさんじょしん)としても知られています。

厳島神社の拝殿

【写真:厳島神社の拝殿】

海の上に建てられた社殿を歩きながら参拝するという、ほかの神社ではなかなか味わえない体験です。

高舞台|平清盛が伝えた舞楽を奉納する舞台

厳島神社の本殿前にある高舞台(たかぶたい)は、国宝に指定されている舞楽奉納のための舞台です。

舞楽とは、雅楽の演奏に合わせて舞う日本の伝統芸能。平清盛が京都から厳島神社に伝えたとされ、現在も神事の際に奉納されています。

特に春の桃花祭と秋の菊花祭では、華やかな衣装をまとった舞人による舞楽が披露されます。

厳島神社の平舞台(手前)と高舞台

【写真:厳島神社の平舞台と拝殿(奥)】

厳島神社の高舞台

【写真:厳島神社の高舞台】

高舞台で舞楽が奉納される主な行事

日程行事名内容・見どころ
1月1日歳旦祭(さいたんさい)新年を祝う舞楽奉納
1月2日二日祭(ふつかさい)萬歳楽・延喜楽など
1月3日元始祭(げんしさい)蘭陵王・納曽利など
1月5日地久祭(ちきゅうさい)早朝の舞楽奉納
2月23日天長祭(てんちょうさい)天皇誕生日の祝賀神事
3月20日清盛神社祭平清盛ゆかりの祭典
4月15日桃花祭(とうかさい)春の代表的な舞楽奉納。10曲を奉納
5月18日推古天皇祭遥拝式祭典に伴う舞楽奉納
旧暦6月5日市立祭(いちたてさい)5曲の舞楽を奉納
10月15日菊花祭(きっかさい)秋の代表的な舞楽奉納。10曲を奉納
10月23日三翁神社祭祭典に伴う舞楽奉納

※旧暦の日程は毎年変わります。行事の実施時間・演目・観覧方法は、参拝前に厳島神社公式サイトでご確認ください。

鏡の池|厳島神社のパワースポット?

厳島神社の「鏡の池」は、潮が引くと現れる円形の池です。

不思議なのは、海の中にありながら真水が湧き出していること。

境内には3か所あるとされ、古くから「鏡池秋月」として厳島八景の一つにも数えられています。

満潮時には海水に隠れてしまうため、ぜひ干潮時に探してみてください。

今回紹介するのは入口から客神社(まろうどじんじゃ)を通り過ぎた左側にあります。

まずは、潮が満ちているときに撮影した写真をご覧ください。

【写真:水に満たされた鏡の池周辺】

そして潮が引いたあと、水が残る場所があります。

【写真:干潮時に姿を現した鏡の池】

手鏡の形に見えることから、鏡の池と呼ばれています。

パワースポットというよりもミステリースポットですね。

厳島神社の御朱印

厳島神社でいただいた御朱印がこちら。

厳島神社でいただいた御朱印

【写真:厳島神社でいただいた御朱印】

厳島神社の御朱印はこちら一種類のみのようです。初穂料は300円。

通常御朱印の初穂料は500円の神社が多いので、300円はリーズナブルです。

厳島神社の御神衣守|神様の衣装に由来するお守り

厳島神社の御神衣守・表面

【写真:厳島神社の御神衣守・表面】

厳島神社でいただいた「御神衣守(ごしんいまもり)」。初穂料は1200円。

白い布地に金色の刺繍、紫色の紐が印象的なお守りです。

実はこのお守り、厳島神社で毎年元旦の午前0時に行われる「御神衣献上式(ごしんいけんじょうしき)」という神事に由来しています。

この神事では、神様の衣装を新しく縫い上げ、前年の衣装と取り替えます。

そして、取り替えられた御神衣には神聖な霊力が宿ると伝えられ、古くから身体健康・病気平癒・長寿のお守りとして大切にされてきたそうです。

厳島神社の御神衣守・裏面

【写真:厳島神社の御神衣守・裏面】

裏面には「嚴島神社」の文字が刺繍されています。

神様が身にまとわれた衣装に由来するとは、なかなか珍しいお守りですよね。

厳島神社を参拝する際には、ぜひ授与所で探してみてください。

大鳥居の修復工事|2022年と2026年を比較

実は、2022年に宮島を訪れたとき、大鳥居は修復工事中でした。

2022年に撮影した修復工事中の厳島神社の大鳥居

【写真:修復工事中の大鳥居。2022年3月12日撮影】

大鳥居全体が足場で覆われ、普段とはまったく違った姿になっていました。

せっかく宮島まで来たのに、大鳥居が見えない!

そんな気持ちもありましたが、今になって考えると、これはこれで貴重な写真です。

そして2026年。

【写真:修復後の大鳥居。2026年10月14日撮影】

修復を終えた大鳥居が、再び美しい姿を見せてくれています。

こうして2枚を並べてみると、時間の流れを感じます。

五重塔も修復工事中

こちらは2022年に撮影した五重塔です。

朱塗りの回廊の向こうに、五重塔がそびえています。

厳島神社の回廊から撮影した五重塔。2022年3月12日撮影

【写真:厳島神社の回廊から撮影した五重塔。2022年3月12日撮影】

ところが2026年に訪れたときには、今度は五重塔が修復工事中。

以前は大鳥居が工事中で、五重塔が見えていたのに、今度はその逆です。

何度も訪れていると、こんな変化にも出会うものですね。

宮島の鹿|なぜか「フクヤ」に集まる鹿たち

宮島を歩いていると、あちらこちらで鹿に出会います。

宮島で出会った鹿

【写真:宮島で出会った鹿】

人の近くまでやってくる鹿もいて、宮島らしい光景です。

ところで、ちょっと面白い話があります。

2022年に宮島を訪れたとき、一軒のお店に入ろうとしている鹿を見かけました。

お店の名前は「フクヤ」。

フクヤの入口前に立つ鹿

【写真:フクヤの入口前に立つ鹿】

そして、それから4年半以上が経った2026年。

なんと、また同じお店の前に鹿がいるではありませんか!

フクヤの入口に集まっていた2頭の鹿

【写真:フクヤの入口に集まっていた2頭の鹿】

しかも、今度は2頭(笑)。

どうして、このお店ばかり鹿に人気があるのでしょうか?

気になって調べてみると、2019年のデイリースポーツの新聞記事に、その理由が紹介されていました。

以前、店主が野菜くずやパンの耳を鹿に与えていたところ、鹿たちが覚えてしまい、店先に集まるようになったそうです。

なんと、自動ドアのボタンを鼻で押してしまう鹿までいたとか!

もちろん、現在も餌を与えているかどうかは分かりません。

また、宮島では野生の鹿への餌やりを控えるよう呼びかけられています。

それにしても、4年半以上たっても同じお店の前に鹿がいるとは。

ひょっとすると、鹿の世界でも有名なお店なのかもしれませんね(笑)。

◆デイリースポーツ「入りたいけど入れない これはシカたない!」(2019年3月5日)
https://www.daily.co.jp/society/life/2019/03/05/0012118845.shtml

厳島神社へのアクセス・フェリー料金

宮島へ渡るフェリーは、JR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船の2社です。

どちらも宮島口と宮島を結んでおり、所要時間は約10分です。

料金は大人片道300円、往復500円。

往復のチケットを購入する方が100円お得です。

JR西日本宮島フェリーの券売機

【写真:JR西日本宮島フェリーの券売機】

宮島松大汽船の券売機

【写真:宮島松大汽船の券売機】

フェリーの料金

区分料金
大人片道300円
大人往復500円
小児片道200円
小児往復300円

※上記は宮島訪問税100円を含みます。通常の観光で1回入島する場合の金額で、免税・割引等の条件によって異なります。

 所要時間は約10分。通常は日中15分間隔で運航されています。

※掲載した時刻表は通常ダイヤです。混雑時や特別行事の際には変更される場合があります。

 両社とも日中はおおむね15分間隔で運航していますが、早朝や夜間は運航間隔が異なります。

JR西日本宮島フェリー時刻表(宮島口発 → 宮島行き)

JR西日本宮島フェリーの始発は午前6時25分です。

JR西日本宮島フェリーの時刻表

【写真:JR西日本宮島フェリーの時刻表】

時間帯出発時刻(分)
6時25
7時05・40・57
8時10・25・40・55
9時10・25・40・55
10時10・25・40・55
11時10・25・40・55
12時10・25・40・55
13時10・25・40・55
14時10・25・40・55
15時10・25・40・55
16時10・25・40・55
17時10・25・40・55
18時10・25・45
19時15・45
20時27
21時10
22時00・42

大鳥居便について

写真の時刻表では、宮島口発9時10分〜16時10分の便が大鳥居便として案内されています。

大鳥居便は、大鳥居に近づく航路を通るため、船上から大鳥居と厳島神社を一緒に撮影できるのが魅力です。進行方向の右側がおすすめです。

JR西日本宮島フェリー

  • 所要時間:約10分
  • 交通系ICカード利用可能(対応カードは現地表示を確認)
  • 潮位や天候によっては、大鳥居便の航路が変更される場合があります。

※掲載している時刻表は現地で撮影した案内表示をもとに作成しています。運航時刻は変更される場合がありますので、乗船前に最新情報をご確認ください。

宮島松大汽船 時刻表(宮島口発 → 宮島行き)

宮島松大汽船の運賃・時刻表

【写真:宮島松大汽船の運賃・時刻表】

時間帯出発時刻(分)
7時15・45
8時00・15・30・45
9時05・20・35・50
10時05・20・35・50
11時05・20・35・50
12時05・20・35・50
13時10・30・45
14時00・15・30・45
15時00・15・30・45
16時00・15・30・45
17時00・15・30・45
18時00・15・30・45
19時00・15・30
20時00・35

宮島松大汽船

運賃・所要時間

区分片道往復
大人300円500円
小人200円300円

※宮島訪問税100円を含みます。

所要時間は約10分。通常は日中15分間隔で運航されています。

※掲載した時刻表は通常ダイヤです。混雑時や特別行事の際には変更される場合があります。

両社とも日中はおおむね15分間隔で運航していますが、早朝や夜間は運航間隔が異なります。

また、宮島口へはJR山陽本線の宮島口駅のほか、広島電鉄の路面電車でもアクセスできます。

宮島行きフェリー乗り場の目の前にある広島電鉄「広電宮島口駅」

【写真:宮島行きフェリー乗り場の目の前にある広島電鉄「広電宮島口駅」】

広島電鉄の2号線に乗れば、広島駅から広電宮島口駅まで乗り換えなしで行くことができます。

電車を降りると、目の前が宮島行きフェリー乗り場。徒歩約1分という便利な立地です。

厳島神社の基本情報

項目内容
名称嚴島神社(厳島神社)
所在地広島県廿日市市宮島町1-1
御祭神市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命
世界遺産登録1996年
最寄りの船着場宮島桟橋
宮島桟橋から徒歩約15分
公式サイトhttps://www.itsukushimajinja.jp/

参拝時間や昇殿料は時期によって異なる場合があるため、参拝前に公式サイトをご確認ください。

厳島神社は満潮と干潮、どちらがおすすめ?

どちらもおすすめです。

海に浮かぶような社殿を見たいなら、潮位250cm以上が目安。

大鳥居の近くまで歩きたいなら、潮位100cm以下が目安になります。

見たい景色潮位の目安
海に浮かぶ厳島神社250cm以上
大鳥居まで歩いて近づく100cm以下

満潮・干潮という言葉だけでは判断できないので、潮位そのものを確認するのがポイントです。

宮島観光協会の潮汐表では、訪問日の潮位を調べられます。

宮島観光協会・潮汐表
https://www.miyajima.or.jp/sp/sio.php

せっかく宮島まで行くのなら、見たい景色に合わせて訪問時間を考えてみるのもよいでしょう。

まとめ|何度訪れても違う景色に出会える厳島神社

海に浮かぶ大鳥居。

潮が引くと現れる干潟。

朱塗りの回廊と、美しい社殿。

そして、何年たっても同じお店の前に集まる鹿たち(笑)。

厳島神社は、訪れる時間や季節によって、さまざまな表情を見せてくれる神社です。

4回参拝しても、まだまだ見てみたい景色があります。

これから厳島神社へ参拝される方は、ぜひ潮の満ち引きを調べてから出かけてみてください。

きっと、思い出に残る宮島の景色に出会えると思います。


参考サイト

◆嚴島神社公式サイト

◆宮島観光協会

◆JR西日本宮島フェリー

運営者プロフィール
この記事を書いた人
powerspot-akira

当ブログ「あきらの開運パワースポット巡礼の旅」は、
日本各地のパワースポットや神社仏閣を実際に巡り、
運気の流れや人生の転機を体感ベースで記録するブログです。

金運だけに偏らず、
「道が開く感覚」「流れが変わる場所」に焦点を当て、
レイラインや御来光の道など、
古来より大切にされてきた“場の力”を
写真と共に分かりやすく紹介しています。

※すべての記事は、実際に現地を訪れ、
自身の目と感覚で確かめた内容のみを記録しています。

powerspot-akiraをフォローする
※ 本記事は、全国の神社・パワースポットを実際に参拝している運営者が、 現地体験をもとに執筆しています。 ▶ 運営者プロフィール
広島県
powerspot-akiraをフォローする
タイトルとURLをコピーしました